診療予約システム『エムピット』の「呼出しボタン」をクリックした時の番号の進み方についての説明です。
呼出し番号の進み方は大きく分けて「番号順」と「一覧順」があり、受付に関する設定で切替ることが出来ます。
この2つの設定は受付一覧で順序の並び替えを行った際に違いが現れます。
番号順・・・一覧の並びに関わらず数字の小さな番号からステータス「診察中」に切り替わっていきます
一覧順・・・一覧の上から順番にステータス「診察中」に切り替わっていきます
「番号順」が選択された場合は、それ以外設定も必要なくシンプルです。一覧上並び順が変更されたとしても必ず番号の順番で「順番待ち」→「診察中」→「完了」とステータスが進みます。
「一覧順」が選択された場合はもう少し複雑な動きを理解する必要がありますが、番号通りに診察が進まない場合はこちらを選択してください。
この設定では一覧の上から順番に「診察中」にステータスが変わっていきますが、
尚、院内モニターやネット予約画面「呼出し番号」表示の原則はステータスが「診察中」となっている番号です。複数「診察中」がある場合は「番号順」設定のときは一番若い番号、「一覧順」のときは一番上の番号となります。
また、ステータスは呼出しボタンをクリックしなくても、一覧から直接変更することが出来ます。この場合でも「呼出し番号」表示は上記原則に従います。
ただし、ここで問題になるのが、行の途中を変更することで案内する番号が急に若く戻ったりする可能性があることです。たまたまそのタイミングで番号を確認した患者様は順番がまだまだだと勘違いする可能性があります。
例えば、来院が遅れている患者様の順番を後ろに回し、ステータスを「不在」にしていたところ、来院したので「診察中」に変更した場合などです。
このような場合は設定の「若い番号が「診察中」になっても「呼出し番号」に反映しない」にチェックを入れることで、案内する番号が急に若返ることが無くなります。
さらに、もう一つの設定である「「次へ」クリックで「診察中」が一覧途中でも「完了」にする」についてです。
通常、「呼び出し」をクリックしたときは、一番上の行のステータスが変化していきます。例え真ん中あたりに「診察中」があったとしても、一番上の行を「順番待ち」から「診察中」に変更されます。結果、「診察中」が2つになります。
これを避けるために、この設定を有効にすると、一番上の行以外に「診察中」があればそれを「完了」にした上で、一番上の行を「診察中」に変えます。