エムピットの診療予約システムは「時間帯グループ」もしくは「受付枠」という概念があり、両者は同じ意味で用いられます。多くの病院、診療所、クリニックでは「午前」「午後」といった形で分類されます。それぞれの時間帯は独立して設定することが出来ます。従いまして、「午前」「午後」に加え、「夜間」といった時間対を追加することや、「二診」や「検診」等の予約枠を追加することも容易です。(3つ以上の時間対をご利用頂くには「受付枠追加オプション」のお申し込みが必要です)
もちろん、診療予約の受付に関するスケジュールについても、個々で独立して行えます。また、検診等で予約受付時期が決まっている場合、受付ない期間を「休止」としておくことも出来ます。
「午前」「午後」のようにほとんどの設定項目が同じ場合には「午前」を「マスター設定」、「午後」を「マスター参照」と指定することで、「午前」のみ設定すれば「午後」の設定を省略することも可能です。ただし、発番を開始する番号や色づけ等は「マスター参照」であっても個別に設定可能です。
以上のように、診療予約システム『エムピット』の設定はシンプルさを損なわず、高い拡張性を実現しているため、様々な運用にマッチさせることが出来ます。
次の章では個々の設定項目について説明していきます。